■創造的な思考で問題を解決していきます
施主の言葉にならない情熱や、解決したい問題を丁寧にうかがい、その中から本質を見極め、課題を発見し、
的確な方法を見つけ出し、問題を解決していきます。
■設計とは
建築(住まいづくり)という問題を解決するために、要望や規制・思考や情報・価値観や関係性を整理して、
コンセプト(概念)やビジョン(将来像)を導き出し、イメージ・模型・図面(仕様書)を用いて分かりやすく
その価値を表現し、伝えていく行為です。
■建築家の役割 (私の尊敬する建築家のひとりである吉村順三さんは下記のように述べています。)
建築の仕事は欲得なし・・・人の為の仕事ができ、人の役に立つ仕事が出来る。自分の欲得でやる仕事はどうしても
年を取ると疲れますが、人の喜んでくれる仕事をやれるということは非常に快適なもので
幸福に思っています。
建築は人間の精神安定剤・・家というものは、とても便利だとか、快適だとかいう以外に、その家の品格が人に与え
る影響と言うものはものすごく強いものです。
建築家は自然から学ぶ・・・良い家とか悪い家というものはどういうこなのかという問題があると思いますが、
やはりいい形というものは、自然から学ぶよりしょうがないと思います。
人間も自然の一部なんですが、それをちょっと忘れてしまって、非常にいろんな人工的な
事に惑わされているんじゃないかと思います。
自然と伝統の中に息づく・・僕らの頭が、学校で洗脳され、雑誌で洗脳され、結局外ばかり見ているものですから、
日本の中を見る目が、心構えが用意されていないという気がします。
いろんなものが国際化してきて、我々の生活にべったりと入ってきまして、・・・・
やっぱり建築は日本の土地の上に立つものですし、日本人が住む訳ですから、基本的には
やはり日本の伝統というもの、自然というものから学ばなければならないと思います。
簡素でありながら美しい、という日本の大切な意識。長年にわたって風土と文化によっ培われてきた様々な建築
(生活の中の知恵と工夫)から学び、その上で、海外の建築からそれぞれの良い影響を受け、新しいものを創りだす
事が大切であると思っています。
■豊かさを育む住まいをめざして・・・
自然から学んだ形を生かし、昔の人の知恵を尊重して(デザインとは温故知新)、地域の気候条件から生活様式や
建築の形が生まれてきている事を学び取り、自然と関わることで生まれる興味や好奇心が生み出す表現(コミュニ
ケーション)が、相互理解や尊敬・敬愛・協力・調和と言った生活に大切な基本理念を育み
物の豊かさ(満足感)よりも、心の豊かさ(幸福感)を大切にし
良い友達ちや良い趣味をもち、よい時間の使い方に豊かさを感じる。
自然とのつながりを大切にして、四季の変化を感じられる住まい方に豊かさを感じる。
家族と共に過ごす時間、その時はそう多くないと感じ大切にする。。
子供や年配者を社会の(家族の)かけがえのない大切な存在であると考える。
一期一会、温故知新、もてなしの心 などの言葉に豊かさを感じる。
そのような心を育てる住まいを設計したいと思っています。
上記のこだわりを設計の進め方にまとめました。クリックしてみてください