冬の太陽との付き合い方:太陽の光と熱を取り入れる。
冬の太陽とのお付き合いは、古くからの知恵を活用して、日中の高度の低い部屋の奥まで差し込む日差しを取り入れる事で
部屋を暖め、床・壁・天井に蓄熱する事です。日が沈んだ後は窓から熱が逃げない様に障子やカーテンを閉めて保温に努めます。
以外に見逃されている床下の熱、地中の温度は年間を通してほぼ一定の14〜15℃です。基礎下の地面は外気の温度変化を受けずに地中の温度と同じような温度です。基礎を断熱して床下を室内と同じように空気の出入りができる状態にしますと、冬の床下は外気よりも暖かいので室内の暖気を取り込んで蓄熱して余熱を有効に使う事が出来ます。この事例では、ダクトファンで2階の暖気を床下に送風し、床下に蓄熱し床上にゆっくり吹き出させて循環させています。
H24年4月より1年間、温度湿度の測定を実施してその変化を調べています。毎月の光熱費も記録して頂いて年間の消費量も合わせて調べることにしています。
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