太陽の光と熱を有効に利用する。
晴天率の高い山梨において年間を通して太陽の光と熱を有効に利用するのに適しているのが、太陽熱温水器ではないでしょうか。住まいの光熱費の30%を占めるお湯をつくる為のエネルギーをガスや電気又は灯油にて行っていますが、水からお湯をつくるのに太陽熱を利用して水の温度を少しでもお湯に近い温度に上げる事が出来れば、ガスでも電気でも灯油でも湯沸かし器のタイプはどれでも光熱費を下げる事が出来ます。
夏の太陽は高度も高く日照時間も長く、水道水の温度も高いので、温水器内の温度を早く上げる事が出来ます。水を加えて冷まさないと風呂には使えないくらいです。上に事例では自動的に水を加えて適温に出来る装置が付いています。
冬は日照時間も短く気温も低いので水道水の温度も低く、温水器内の温度を上げるのには厳しい条件です。上の事例では灯油式の瞬間湯沸かし器を経由して加熱して適温にして利用しています。水道水のままよりも光熱費は断然低くなります。
H24年4月より1年間、温度湿度の測定を実施してその変化を調べています。毎月の光熱費も記録して頂いて年間の消費量も合わせて調べることにしています。
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