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| 札幌福住複合商業施設一期(バスターミナル・地下鉄連絡通路) |
札幌市の三番目の地下鉄(東豊線)延長工事の終点駅福住における再開発地区計画を適用した計画である。
札幌市交通局(地下鉄)、札幌市企画調整局交通計画課(バスターミナル)、北海道いすゞ自動車梶iショッピングセンター)、イトーヨーカドー(店舗テナント)の4社が関係した複合施設である。
第一期計画は地下鉄からの連絡通路・出入口施設とバスターミナル施設その他関連施設の計画で、札幌市の交通体系の目玉であるパークアンドライド構想に対応した設計を求められた。雪や寒さ対策と、乗降のスムースさ地下鉄との連絡等多くの問題を解決しながら、近隣への影響も最小限にする事も課題であった。
建設はPFI方式の先駆けとなるもので、北海道いすゞ自動車鰍ェ建設資金を出して建設し、計画時に取り決めた容積按分にて、地下鉄部分・バスターミナル部分を札幌市が買い取り所有し、バスターミナルの運営は北海道いすゞ自動車鰍ェ札幌市の委託を受けて行うものであった。
以上の内容の資料づくり・打合・調整作業(コンサルティング)と設計監理を堀池秀人都市・建築研究所が行うことになり、担当管理者として札幌に転勤してまとめた仕事です。
建築概要
主要用途 :バスターミナル・地下鉄連絡通路
所 在 地 :札幌市豊平区福住
敷地面積 :19,541u
延床面積 :8,4621u
構造規模 :SRC造一部RC造、地下3階・地上3階建て
駐輪台数 :100台
施 主 :北海道いすゞ自動車梶A札幌市
設計監理 :竃x池秀人 都市・建築研究所 (基本設計・実施設計・現場監理を担当)
施 工 :熊谷組・東急建設・大成建設・地崎工業・泰進建設共同企業体
写真撮影 :田中宏明 写真提供:竃x池秀人 都市・建築研究所
掲載雑誌 :近代交通(1994.10)
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