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鳴かぬなら
それでいいじゃん
ホトトギス
信長の子孫といわれるフィギュアスケートの織田信成選手が「君なら何と詠む?」と訊かれ詠んだ句だそうです。
今の世の中の有様を表現した句だと思われませんか。この頃自己責任という言葉で放任する現象を言い当てていますよね。でも全てこれで良いのでしょうか。
自己責任は分別があり成熟した人に科すもので、未成熟未発達な者に科すべきではありません。子育を例に取れば「あんたの好きなように勝手にしなさい。」と云って後で本人も家族も困ることに追い込まれることはよくあることです。
経験から放任すると悪い結果の予測ができる立場の人は、何とか望ましい状態に指導・場合に依ってはしつけるべきだと思います。
面倒がらずに鳴くように鳴けるように導く努力を惜しんではならないのではないでしょうか。
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