南アルプスの家 甲斐の曲がり家−V
山梨の気候に合った家づくりの手法の一つとして、曲り家(L型平面の家)を提案いたします。
板の間からオープンキッチン・ウッドデッキテラスを通し広がりがある。 板の間は東庭と西庭に面していて、庭との連続感がある。
庭に開いたり閉じたりと、視覚的な操作を障子よって行う事で庭との連続感やデッキテラスを通しての広がりが得られたり、個室のような落ち着きを得られたりします。床は無垢の杉板30o、天井はシナ合板の目透かし張り、壁は珪藻土のクロス、なるべく柱や梁を見せながら架構のシンプルさを見せています。
大きな開口の建具は全て木製で、建具屋さんに作ってもらいます。気密性を増す為にモヘヤやピンチブロックを使っています。ガラスはもちろんペアガラスで、空気層は10o以上を取っています。この窓部分の断熱性は障子を閉めて頂く事でガラスと障子の間に大きな動かない空気層が出来ますので、断熱性能が上がります。
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