【2004.12.31】

 

29日は雪の中迎えた最終日だったけれど、

「今年最後だから…」といって、何人かの常連さんに来ていただきうれしかった。

その間、換気扇やトイレの掃除などに手をつけてはいたものの、30日に大掃除をした。

エアコンの掃除、床のワックスがけ…。

床には、いろんな傷ができていた。削れて色がはげてしまったところも。

雑巾がけしながら、いろいろな思いがよみがえった。

ちょうど去年の30日は、脚立に登って外の鉄柱部分を赤く塗り、

トイレの床を2度塗りし終え、トイレ部屋を完成させた日だった。

何の根拠もなかったけれど、本来なら去年中にopenしたかったお店。

でも完成が近づくにつれて、正直それを延ばしたいとさえ思った。

手をかけてじっくり造ったお店…openしてしまったら夢が夢でなくなってしまう気がして。

“カフェをやりたい”と同じくらいの想いで“カフェを造りたい”と想っていたから。

 

でも今、openしてよかった、カフェをやってよかった、と心から言える。

お店造りをしていた1年とは打って変わって、openしてからの9ヶ月は、本当に多くのいろいろな人たちと出逢った。

カフェをopenしたことで、再会できた友達もいる。

意外だったのはこの間に、新聞、テレビ、ラジオ、雑誌など、ほとんどのメディアで取り上げていただいたこと。

そして何よりも1番うれしかったのは、多くの常連さんに恵まれたこと!

先日いつも通ってくれている友達に、「このお店は生きてるよ」と言われた。

そうかもしれない…。

タバコの煙やお客さまの会話を吸い込んだ壁、そして床の傷さえも愛しく思える。

そうやって年月を重ねて、いい味が出せたらいいな。

床の削れた部分を塗り直した。

 

2004年は私にとって、忘れられない年になったと思う。

今年はみなさまに本当にお世話になりました。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

【2004.12.28】

 

先週の月曜日に初来店してくれて以来、もう既に常連さんの男性がいる。

ほとんど毎日来てくれる彼は、イラストレーター。

先月東京から実家のある山梨に帰ってきたらしい。

持参していた作品を見せてもらったけれど、プロなんだなぁ…という印象。

常連さんで、編集の仕事をしている女性もいる。

彼女は通常1人で、きまって毎月イラストレーター、デザイナーの女性たちともここで集まってくれている。

彼の話をすると、ぜひ会いたい、とのこと。

うまく連絡がとれて、2人がこの場所で出会うことができた。

どんな風に仕事がつながるかはわからないけれど、お互いのためになれれば…

そのキッカケを作れたことがうれしかった。

 

カフェを始めてからいろんな人と出逢った。

中でも、彼らのようなクリエイティブな仕事をしている人たちが山梨にいたことは意外だった。

その編集の女性を通して、大阪在住のイラストレーターの女性(http://www.slaphappy.jp/)と出逢い、

関西に行ったときに再会したこともあった。

来年、彼女の個展をDOux CAFEで予定している。

こんな人のつながりも不思議だし、カフェをやっていておもしろいと思うことだ。

“フランスのカフェ”は、文化発祥の場所でもあった。

私はここがそんな風な場所になったらいいな、という想いも込めてこの場所を作った。

どうやら願いは叶っているみたいだ。

 

 

【2004.12.26】

 

クリスマスの出来事。

昨日はとても多くのお客さまに来ていただいた。

やっと落ち着いた夕方、2人の若いカップルが。

“work-waku都留”のHP(http://www.geocities.jp/work_waku/)からこちらに入ってきてくれたらしい。

お茶から夕食までゆったり過ごしてくれて、

その間都留のオススメカフェを親切に地図まで描いて教えてくれたりもした。

その夜、彼からメールが届いていた。

「二人で思い出に残るクリスマスになったと喜んでいます」って。

うれしかった。

私は、クリスマスに1人でいることに関しては抵抗がなく、寂しさも感じない

(と言ったら、昨日のお昼に来てくれた常連さんからは“強がり”と言われたけど…)。

逆にその日、幸せな時間を過ごしたいと思っているカップルに、

そうした時間を提供できるお手伝いができ、少しでもそう感じてもらえたなら、

そのほうが私にとっては、幸せな気分になれることだ。

期間中通常の何倍も忙しかったフランス料理店に勤めていた時も、そう思いながら夜中まで働いていた。

本当なら、公私共に幸せに過ごせられればもっといいことだろうけど、

もしどっちかしかとれないなら、私は“公”でありたいと願う。

主人公より、裏方(この場合演出家?)がいいな、と。

 

今年の営業も、もうカウントダウンに入った。ラスト3日。

最近、お客さまから「今年最後…」と言われる度に、なんだか胸がキュンとなる。

クリスマスはよくても、お正月に寂しくなってしまう私かもしれない。

 

 

【2004.12.16】

 

<PARIS通信>

昨日、大阪のお友達からPARISの香りが届いた。

彼女は3週間ほど向こうのアパートで生活して帰ってきたばかり。

お砂糖セット。

いろんなカフェを歩いて集めてきたみたい。

すごくシンプルなのに、こうして並べられて丁寧な包装で送られてくると、それだけで立派に!

このお砂糖たちがプリントされた彼女お手製の便箋には、「少しでもPARISを感じてほしくて…」って。

充分感じられたし、その気持ちがとてもうれしかった。

また、彼女のセンスにも感動した。

先月のことになるけれど、PARIS在住の女性が山梨に帰省中、ここを訪ねてくれた。

元山梨日日新聞記者で、PARISに移り住んでもう5年になるとか。

向こうで彼女の作っている雑誌を2冊置いていってくれた。

PARISの狭い範囲をクローズアップした旅行本(http://trampoline.m.free.fr/から購入可)。

カッコイイ写真集という感じ。

現在は3冊目を作成中という。

彼女と出会えて、彼女の活動を知れてうれしかった。

 

実は、大阪のお友達と会ったのは1度だけ。

以前そのお友達のイラストレーター・まつおかたかこさん

http://www.slaphappy.jp/←DOux CAFEをLINKしてくれてる!)

が甲府で個展を開いた時、ここで何時間も過ごしてくれたのがキッカケで、

今秋私が大阪を訪れた際に彼女と会い、そこでそのお友達とは初対面したのだった。

まつおかさんとも会うのは2回目だったけれど、ほぼ半日つきあって行動してくれてかなり親しくなれた。

 

カフェを開いてから本当にいろんな人たちと巡り逢った。

人の縁って、不思議…。

でも出遭った人全て、出会うべくして出逢った人たちなんだと思っている。

 

 

【2004.12.13】

 

最近、大学生とのつながりが発展してきた。

 

以前、お互いYBSのニュースの中で特集されたのがキッカケで、

都留文科大学生がここを訪れてくれたことがあった。

彼らは、地域振興事業として古くなったアパートを改築したり、

カフェをオープンさせようとするサークル(http://www.geocities.jp/work_waku/)の学生たちだった。

先日、そのとき来られなかったメンバーの女の子がお昼に1人で食べに来てくれた。

“私にとって、一人でも落ち着ける空間を提供して下さるお店を知ったことが、最近一番嬉しかったことです!”

…などと書かれた長いメールを後に彼女は送ってくれた。

おとといの夜は、前回来店してくれた男の子が今度は1人でお茶しにやってきた。

「甲府に来た時に、1人で立ち寄れる場所ができてうれしいです」って…。

こちらこそ、そう思ってもらえることが一番うれしいことで感激した。

 

昨夜は、以前エッセイ(11/23付)でも紹介した大学生の女の子のお誘いで、

彼女の大学、山梨大学医学部に行ってきた。

一足早い“クリスマスパーティー”。

私は彼女の作る料理と、デザート&ドリンク担当の男の子が造ったというカフェスペースに興味深々だった。

料理はヘルシーでおいしく、内装には廃材などもうまく利用されていて、カウンターのイスまで手造りで

…感心した。

学生ばかりいる中、「スペシャルゲスト」として招いてもらえて恐縮だった。

でも違和感なく楽しめたことは、彼らと周りのみんなのおかげだと感謝している。

今日は、昨日そこで初めて会った女の子が1人で来店してくれた。

お昼から夕方まで長居してくれて、かなりいろいろ話せて楽しかった。

彼女からも「落ち着けました」ってメールをいただいた。

 

私がカフェをやっていなければ、絶対出会えなかったであろう大学生たち。

以前医大生がこのカフェに来てくれたときに、都留文生のカフェのことを話したら、

「行ってみたい!」と興味を示してくれた。

おととい行ってきたそうだ。

DOux CAFEを通じて輪が広がっていくことがおもしろくもあり、うれしくもあり…

私がカフェをやっていて、楽しい!と思えることである。

そんなことを考えていたら、昨晩はなんだか気持ちが高ぶってしまって、なかなか寝付けなかった。

 

 

 【2004.12.9】

 

木曜日はちょっと独特DAY。

お菓子作りが得意で“カフェ”通な常連さんの女の子、

よく話すとってもおもしろい歯科衛生士の女性、

カフェで働きお花のアレンジメントも教えている女性、

雑貨屋さんに勤めるカプチーノ好きの女性…

毎週ではないものの、木曜日にはこんなメンバーが個々にやってきてくれる。

今日もこのうちの3名がいらっしゃった。

唯一?若い女性の多い来店曜日かもしれない。

常連さんの女の子に限っては、勤務時間に一番余裕がある曜日で、

他の人にとっては休日だったり、半日勤務だったりで来てくれるのがその理由。

こうして意外にも“木曜日”にしか来られないお客さまが増えたため、

木曜日になると、だれかどうかの顔が思い浮かぶ。

けど、最近の私は“木曜日”に限らずとも、そのお客さまの“来時”が予感できるようになってきた。

毎日or2日に1回だったり、週に2回だったり、

週に1回、それも今日みたいな木曜日だったり、土曜日だったり、

はたまた1ヶ月か2ヶ月に1回、来店してくださるお客さま。

どうやら9ヶ月目にして、オーナーの勘?が働いてきたみたい。

またそれだけ“常連さん”も増えてきたということ!

うれしい限り…ただただ感謝☆

 

 

【2004.12.4】

 

来店者最年少記録更新日。

お昼に中学1年生が2人でやって来てくれた。

1人がカフェの前のビルの「家庭教師のトライ」に来ている生徒で、

いつもはお迎えがてら、その子のお父さんが6:50に来て、コーヒーを一杯だけ飲んで7時には出て行く。

つい先日もお父さんが来店してくれていて、帰るところへ彼女がお店に入って来たのだった。

英和生。私の大?後輩。

彼女なりにお店を気に入ってくれた様子で、「また来たい!」って。

お父さんからも、もし子どもたちだけで来たらよろしく…と頼まれていた。

…で、ホントに来た。

学校の話題から始まり、いろいろと質問攻めに。

「誕生日はいつですか?」、「2月だよ」

なぜか2人とも大喜び。

彼女のお友達も2月生まれらしく、私と星座まで同じであることに喜んでくれていた。

彼女自身は1月生まれって…。聞くところによると、どうやらその子はお父さんとカケ?をしていたらしい。

お父さんは私が“春か夏生まれ”だろうって。彼女は私が“秋か冬生まれ”だよ!と。

で、彼女がカケに勝ったら、“キャラメルカスタード(紅茶)”をおごってもらえるとのことだった。

結果、「ヤッター!!」ということに。

また、カウンター越しに2人から携帯を向けられ写真を撮られ…しかも「待ち受け画面にする」とか。

中学1年生にとっては、“お店の人”がそんな存在に見えるの?と不思議だった。

高校生の来客にもちょっと驚いたけど、中学生にはかなりビックリ!

比較的年配のお客さまが多いこの店では、80歳のおばあさんのご来店より違和感があるかも。

すっかり私の呼び名は、「シホ姉」に…きっとまた来るつもりでいる。

よく考えれば、“年齢層が幅広い店”なのだろうが…

うれしいことではあるけれど、今後の対応が難しくも感じる。

 

 

【2004.11.23】

 

勤労感謝の日…

場所柄なのか、土曜日や祝日は休日モードでお客さんの出入りも平日とは異なる。

今日最初のお客さまは、初めて来てくれたお客さんだった。

若い女性で、1人。

私自身が1人でも行きやすいカフェを目指して造ったから、基本的に1人で来てくれるお客さまには好感が持てる。

もちろん何人で来てくれてもうれしいことではあるけれど。

「好きな場所へどうぞ」と声をかけると、彼女はカウンターに座った。

注文されたカレーを作って出してから、話しかけた。

聞くと、「昨日HPを見て…」と言って来てくれたのだった。

このHPを見て!?…うれしかった。

すでに来店済みのお客さまがお店の営業日をチェックしたりするために作ったようなHPだったけれど、

それを最初に見てから、来てくれるなんて…。

彼女は県外出身者で、「甲府にあんまりカフェってないですよね」って。

「最近山梨を嫌いになりかけていたんです…」とも。

甲府にカフェがないのは同感。だから自分が行きたいお店を造っちゃったんだけど。

でも山梨大好き人間でもない私が、それで山梨を嫌いになってもらっちゃ困る!と思ったのは、出身者だから!?

それから話していくうちに、いろいろなことがわかった。

彼女は学生ながら、カフェ好き&料理好きが高じて大学の中にカフェスペースを作ったらしい。

写真を見せてもらったのだけど、シンプルながらいい雰囲気で、料理も本格的だった。

夏休みには都内のカフェで料理の修業もしてきたそうで…スバラシイ!

そんな彼女にこのお店を気に入ってもらえて、

そのうえ“山梨がちょっと好きになれそうな気分”になってもらえたことに感動した。

ここのところの休業で、「カフェ禁断症状を訴える人が出るのでは?」と何人かは言ってくれたけれど、

私のほうこそ“カフェやる中毒”にはまりそうな出来事だった。

休んで旅行に行って仕事をちょっと離れたからこそ、カフェをやる楽しさを再認識できて戻って来られた気がする。

だから帰ってきた今、“リフレッシュした顔”かつ“いい表情”で仕事に臨めているのかもしれない。

…勤労の喜びに感謝する1日となった。

 

 

【2004.11.4】

 

今日はヒマな感じ…と思っていたが、お客さんが途絶えることなく来てくれた1日だった。

お昼にバーッと集中して、後はパッタリ…ということもあるし、おもしろい。

 

お昼過ぎ、1人の女性がいらっしゃった。

最近、マスコミの影響じゃないお客さんが増えてきたため、

「何かを見て来てくださったんですか?」という質問から、

「この近くにお住まいなんですか?」とか、「だれかに聞いて来てくださったんですか?」という問いに変えた。

彼女は、「たまたま歩いていて看板に惹かれるままに、中に入ってきました」って。

「2階にあるからどうかなぁ〜と思ったのですが…」。

コーヒーを1杯飲み、「また寄らせていただきます。こんな贅沢な時間、ないですから…」とおっしゃってくれた。

小さなお子様がいらっしゃるご様子で、今日は美容院帰りだったようだった。

うれしかった。

“看板”といえば、昨日も看板を見て入ってくれた男の子がいた。

お昼にエスプレッソ1杯しか飲まなかったので、

私は、これからカフェをやりたい男の子なのかな?と思ったのだけど、違ったみたい

(私はオープン前、いろんなお店でエスプレッソばかり飲んでいた)。

おとといも近所に勤める女性が、勤務中歩いていて看板を見つけたらしく、会社帰りに寄ってくれた。

 

今日の最後に来てくれたお客さんには、「看板からお店の感じがわかりますね」と言われた。

ときどき、「もっと大きな看板を!」と忠告?されることもあるけれど、

この看板に気付いて、それを気にして入ってくれたお客さまには、きっとこの店を気に入ってもらえると思っている。

 

 

【2004.10.24】

 

知っている人は知っていると思うけど、私はこのお店造りにとりかかる前、

フランス料理レストラン「アッシュ」で働いていた。

先々週の金曜日、オーナーシェフからメールがあり、

「急だけど、今月いっぱいで店閉めることになりました…」って、連絡があった。

私は外出していたのだけど、なんて返事を書いたらいいのかわからず、

外に出て電話をした。

ショックだった…。

 

「アッシュ」との出会いは、たまたま信号待ちでお店の存在に気付いたのがきっかけで、

その後、友達とランチをしたのが初めて。

店内の内装もとてもステキで、そのとき「そう!こういう感じの“カフェ”がしたい!」

と思ったのだった。

料理もとてもおいしくて、幸せな気持ちになった。

そのころの私は、新聞社でおいしいお店の記事を担当させてもらっていて、

ぜひ取材に行きたい!と思った。

そしてオーナーシェフとの話から、自分もお店造りに携わったと聞き、

手造りの内装に共感でき、ここで働きたいと思った。

当時、3年の契約で働いていた私は、そろそろ辞めなければいけない時期が近づいていて、

漠然と次は“カフェ”を考えていたのだけど、そうはいっても、まったく知らない食の世界。

でもこのお店との出会いがきっかけとなり、私はそこで働かせてもらうことになった。

 

レストランでの初めての接客…ここはお客さんとしゃべって!という志向のお店だった。

オーナーシェフ曰く、本場フランスのレストランは、そういう感じらしい。

おいしい料理があって、気の利いたサービスがある…。

「アッシュ」にはカウンターもあり、必然的にしゃべらなければならない状況も生まれる。

私は、楽しかった。

お客さんに「おいしかったです」と言われると、私が作ったわけではないけど、

私も“でしょう?”という気持ちで、心から「ありがとうございます」と答えられた。

 

オーナーシェフは、厳しかった。

「あ〜、私にはお店をやるのはムリだ…」と思ったこともあった。

でも厳しかったからこそ、たくさんのことも学んだ。

まず第1に考えることは、“お客さんに満足してもらう”こと。

私もそう思えていたから、耐えられたのだと思う。

 

「アッシュ」がなかったら、「DOux CAFE」がない、と言っても過言ではない。

そんな私の原点のお店がなくなってしまうのは、残念でならないし、

こういうお店が山梨から消えてしまうのが、悔しくもある。

あと残すところ、1週間…。

 

ずっとエッセイで報告したいと思いつつ、今になりました。

今夜も「アッシュ」に行って来ました。

やっぱりおいしかったです。

あとちょっとですが、興味のある人、あった人はぜひ行ってみてください。

 

 

【2004.10.20】

 

台風23号…今年は台風の当たり年だ。しかも10月だというのに…。

それでも今日は雨がひどくなる前の夕方まで、お客さんが来てくれた。

その中には、開店以来初の最年少カップルが。

お昼過ぎに制服を来た男女が来店し、私のほうがちょっとビックリした。

聞けば、高校2年生!

前にこの近くを散策していたときに、看板を見つけてくれたらしい。

「“隠れ家”だな、と思って…」って。

前に日曜日にも来てくれたらしいけど(ゴメンなさい)…今日は学校が半日になったからって。

台風のせいであり、台風のおかげ。

 

2人は、粋にもカウンターに座った。

カフェショコラを頼んだ男の子が、「これって、軽く甘いですよね?」と聞いてきた。

私「えっ?」、男の子「軽く甘くないですか?」

女の子「そういう言い方しないよ!」

私「あっ、“軽く”ネぇ…“ちょっと”だよね?」

このとき歳の差というか、世代の違いを感じた…。

女の子はキャラメルラテを頼んでくれてた。

私「そっちも“軽く”甘いから、お砂糖自分で調節してね」

女の子「あっ、使いこなしてる(笑)」

私の職歴は遍歴で、以前中学生を相手に塾の講師をしていたことがあるのだが、

その時の生徒とのやりとりを思い出し、懐かしかった。

あの時は、あの時で楽しかったなって…。

 

帰り際、「少し年齢層の高い店だけど(笑)、よかったらまた来てくださいネ」と言うと、

「ハイ、落ち着けますね」って。

「ここに入ってくるときは、ちょっとドキドキしました」って言ってたな。

2人とも礼儀正しく、カワイイ高校生だった。

私もちょっとドキドキ、うれしい出来事だった。

 

 

【2004.10.14】

 

11日(祝)のお昼に、ご夫婦で来てくれた女性。

彼女は以前朝日新聞で書かれていた記事を読んで来てくれた女性

(5月の記事だったのに、新聞の影響はつくづく息が長いと思う。

先週の土曜日もあの台風の中、新聞を読んで来てくれたコーヒー好きの男性がいた)で、

今ご自宅をリフォーム中とのことで、ダンナ様を連れて来てくれたらしい。

自作のHP(http://www5f.biglobe.ne.jp/~assamblend/assamcafe/)で、

「お店のことも書かせてもらっていますので…」とのこと!

早速拝見…9/19の「DIARY」に“幸せなこと…隠れ家的カフェ発見”として、

DOux CAFEのことが綴られていた。

いやはや…うれしかった。

普通に来てくれたお客さんが、自分のHPで紹介してくれている…。

前回のエッセイに書かせてもらった友達の場合もそうだが、

この店がキッカケとなって、つながっていくことに幸せを感じる。

彼女のHP(http://homepage2.nifty.com/buta-gorilla/)でも

早速CAFEのことが、10/13の「DIARY」で書かれ、「LINK」されていた。

カフェでいろんな出会いはあると思っていたが、

こういう広がりはとても理想的だ。

 

今友達と、このカフェでライブをやることをひそかにもう検討中。

ライブができたら、それは理想の発展形!

 

 

【2004.10.12】

 

おととい、友達の結婚式があった。

高校卒業以来会う同級生のテーブルは、ほとんどみんな苗字が変わっていた。

私の周りはまだそんなに既婚率が高くないので、軽いショックを受けた。

まぁ、人生いろいろ。

 

私はつくづく「女運」がいい。

同じテーブルだった友達で、2次会で隣りに座った友達。

彼女はジャズをピアノで弾き語りするピアニストになっていた。

今月27日にはソロのCDも出す。

昨夜彼女のHP(http://homepage2.nifty.com/buta-gorilla/)を見て、

全国でライブをするスケジュールも知り、感動した。

心地良くガンバっている姿が感じられた。

そして、今日。

お昼過ぎに彼女から電話があり、東京へ帰る前にここに寄ってくれた。

“カフェ好き”らしく、甲府にこういう場所ができてうれしい!って。

そう言われた私もうれしい!

 

そんな彼女も結婚していて、ダンナさまはプロのドラマー

http://www.daisukeyoshioka.com/

ステキだな、と思う。

昨日お客さんから、「結婚式でいい出会いはありました?」って聞かれたけど、

その結婚式がなければ、再会できなかった彼女。

また私は「女運」「友達運」に恵まれている!と認識する出来事だった。

それに比例するかのように「男運」は…世の中全てはうまくいかないのかも!?

 

 

【2004.9.26】

 

みなさまへ

 

おとといまで1週間もお休みさせていただき、スミマセンでした。

その間、知らなくて来られてしまった方もいるかと思います。ごめんなさい。

この1週間で、神戸、奈良、京都、大阪4都市のカフェ巡りをしてきました。

1日最低3店舗は行きましたが、神戸、京都で1軒ずつ、前にも行ったお店を再び訪れました。

どちらとも私の思い出に残るお店です。

今回たくさん回った中で、もういいやと思うお店と、また行きたいと思うお店とがあります。

あらためて思ったことですが、思い出に残っていたお店って、やっぱり“いいお店”でした。

“いいお店”だから、何度も行きたくなるのかもしれませんが。

DOux CAFEもここを訪れてくれるお客さんにとって、そうありたいと思い、

いい刺激を受けて帰ってきました。

 

休み明けの昨日は、新しいお客さんも来てくれた中、たくさんの常連さんも来店してくれました。

うれしかったし、励みになります。

今月いっぱいで、オープンしてちょうど半年が経ちます。

すでにたくさんの人に支えられて、ここまで来ました。

どうもありがとうございます。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

【2004.9.14】

 

昨日のこと。

先週の金曜日に人から聞いて1人で来てくれた女性が、

「感動したので、父と母を連れてきました」と言って3人で来てくれた。

 

今日のこと。

朝日新聞を読んでずっと気になっていて…と8月末から来てくれているご夫婦が、

「今日は娘を連れてきました」と言って3人で来てくれた。

東京から娘さんが帰ってきたそう。

 

なんだかとってもうれしかった。

私のしたことが多少なりとも人の心を動かしたり、

またこの空間が、家族のコミュニケーションの場になったりするのを見て、あったかい気持ちになった。

 

 

【2004.8.30】

 

オリンピックが終わった。

昨夜、閉会式を途中まで観ていた。

すごい花火、「最後の祭り」だと思った。

開会式からほぼ毎日夜中にテレビで観ていたので、終わってしまったかと思うと残念。

メダルの色に関わらず、何かに一生懸命になっている姿がすばらしく、はまってしまった。

「こんなにオリンピックっておもしろかったっけ?」。

次は北京。4年後、私は何をやっているのだろうか、と思うと“ビミョー”な心境でもある。

シドニーのときは、まさか4年後にカフェをやっている姿なんて想像もしていなかったし…何が起こるかわからない!?

 

気づくともう9月。早いものですね。

こんな調子で4年後も来てしまうのでしょうか…。

 

 

【2004.6.28】

 

公表することでもないけど、日記をつけるのが日課になっている。

3年日記…同じ日が1ページに縦に3年分並んでいる。

実は今年5年目なので、2冊目の中段を書いている状態。

必然的に、去年の今日何をしていたかがわかる。

昨夜、今日のページを読んで“アッ”と思った。

今日から、いよいよカウンター造りに取りかかっていた。

オジとお昼後1時半から作業を始め、通しで夜の11時半まで10時間!

でもそれで枠組みはもう仕上がっていた。

今年の今日は、そのカウンターでご飯を食べたり、お茶を飲んでくれたお客さんがいることを思うと、感慨深い。

お店を造るのに1年もかかってしまったけれど、でもそう考えるとよく1年でできたな、とも思う。

今日もまだ店造りしていなくてよかった(笑)。

 

 

【2004.6.6】

 

昨日は、テレビニュースの特集で放送されたすぐ後の土曜日で、

予想はしていたけれど、たくさんの人が来てくれた。

過去最高の33人だった。

そのうちの1/3は、マスコミの影響で来てくれたお客さん。

バーッと集中したわけではなかったので、一人でやっている身としては、助かった。

人が絶えなかったと言ったほうがいいかな。ありがたかった。

そのうちの1人の女性(朝日新聞を見て来てくれた)から、今日メールをいただいた。

“1人で入っても落ち着ける空間ですね”(抜粋)と言われて、うれしかった。

性別を問わず、1人で入れるカフェを造りたかったから、ヤッター!という気分。

のんびりしていただきたい。

 

一人でお店をやるスタイルは今後も貫くつもりでいる。

お店を大きくしようとは思っていない。逆に私がやってなくちゃ意味がないお店にしたいと思っている。

サービスであれ、料理であれ…。

なので、申し訳ないのですが、料理やドリンクが出るまでに少々お時間をいただいてしまうこともあるかと思います。

一生懸命やりますが…ご了承ください。

その代わり?どんなにゆっくりしていただいてもかまいませんので♪

どうぞよろしくお願いいたします。

 

昨日は長丁場日(11:30〜23:00)だったし、さすがに疲れた…けどうれしかった!

新しいお客さんとの出会いも楽しい。ありがとうございます☆

 

 

【2004.5.31】

 

厳密に言えば、6月1日午前1時半。

オープンしてから、ちょうど2ヶ月が経った。

あっという間という感じもするが、マスコミで取り上げられたり、そのおかげで

知らないお客さんが増えてきた現状を考えると、そのぐらい経っていても不思議ではないとも思える。

HPのヒット数も1000を超えていた。ありがとうございます。

 

先週の土曜日に出会ったお客さんと、昨日お店を見に来てくれたイトコから、昨夜メールをいただいた。

一人だけでこの感動を味わっていいのか?、と思えるほどの内容だった。

土曜日のお客さんからは、“とってもいい空間を提供して下さって、感謝です。

カフェが大好きで、しかも一人で行けるカフェが出来て本当に嬉しいです”(抜粋)と。

イトコからは、“また、明日からがんばる元気を、今日もらいました ”(抜粋)と。

料理の感想について書いてくれたり…BBSに書いてもらって、みんなと共有したいぐらい気持ちが高ぶった。

 

寝る直前に見たせいもあって、なかなか寝付かれなかった。

そして自然と涙が…!?何?私、感動してる…。

朝日新聞(http://mytown.asahi.com/yamanashi/news01.asp?c=5&kiji=423)にも書いてくれてあったけど、

「みんなに共感してもらえる仕事」を頑張っていきたい。

まだまだ、これから。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

【2004.5.20】

 

予想外に、この雨の中、昨日も今日もお客さんが絶え間なく来てくれた。

ありがたいことです。

 

今日はカレーがなくなってしまって、夕方もう人が来ないだろう…と

仕込みを始めようと思っていたところへ、またお客さんが。

4/1のオープン日にラジオを聞いて来てくれた女の子で、今日で3回目。

彼女の勤務時間はこのCAFEのオープン時間とまったく同じで、お休みも日曜日。

なのに、時間を見つけては来てくれる。

近所で働いているわけではないのに…すっごくうれしい。

いろいろCAFEを知っている女の子だった。

私も東京、京都、神戸のCAFEにはいろいろ行ったけど、彼女はそれ以上。

北海道にあるオススメのCAFEまで知っている。

いつか自分でお店を開きたいそう。

私より5歳ほど若かった。まだまだこれから!何でもできる!

がんばってほしい、と心から思った。

 

今日はその後も近くに勤めるOLさんが仕事後に2人で来店し、「また、近々来ますね」と言ってくれた。

最近新しいお客さんが増えてきたことが新鮮で、

その人たちがさっきの彼女のように、また足を運んでくれることに喜びを感じている。

 

結局、閉店後に買い物に行って、帰ってきてからカレーの仕込みを始めた。

お店を出たのは11時半で、それからやっと夕食。

でも、やっぱり、心は満たされている。

 

 

【2004.5.16】

 

休日。

朝ベットの中でうだうだしていたら、喉に変なものが流れてきた。

鼻からじゃないけど鼻血。

 

疲れているのかも…久々の現象で、ちょっとショック。

以前レストランで働いていた時も一時期よく出て、からかわれたこともあったっけ…。

でも、それはハードな日々が続いていた時の出来事。

今は特にハードじゃない。

自分ではそう認識していただけに、やっぱりショック。

 

夜お風呂に入っていたときに、また…。

 

始まりも終わりも鼻血な1日…とほほ。

でも、今日はわりとゆっくり休めたからもう大丈夫!かな。

 

 

【2004.5.6】

 

GWも終わり。

GW中、妹が今回はダンナ様と一緒に山梨に戻って来た。

弟も東京から帰省したため、我が家は久々に家族全員集合した。

この期間中、妹のダンナ様は私のパソコンに家計簿のお店バージョンを作って入れてくれた。

感謝!感激!感心…。

妹がご意見番長(本人は大株主だと思っている)なら、

そのダンナ様はシステム情報部長!

どうもありがとう。あれから毎日欠かさず、インプットしてます。

 

今日はたまたまデザートの仕込みがたまってしまってて、空いた時間にやろうと思っていたものの、

人が入れ替わりで来てくれたため、結局ちゃんと作り始めたのが7時近くだった。

仕込み中、ちょっとしたハプニングも起こってしまって、結局お店を出たのが11時。

それから夕食。

仕込みしながら試食で甘いものは食べたけど、お昼ご飯を食べるタイミングも失っていた。

けど、不思議。

全然、苦にはならない。

それが「自分の店」の魔力?なのかもしれない。

また、そう思える自分がちょっとうれしかったりもした。

 

 

【2004.5.1】

 

今日から5月―

オープンしてちょうど1ヶ月経ったことに夜になって気付いて、今の気持ちを書くことにした。

いろんな人に感謝!

 

お店はほとんど1人で造ったけれど、カウンター造りなど大工工事を手伝ってくれた渡辺歯科のオジ、

大工工具や塗装道具を貸してくれて、いろいろ指導&アドバイスをくれたROSE FARMの岩内さん、

この2人を抜きには、今のお店は造れなかったと言っても過言ではない。

 

オープンの時には、たくさんの花や植物などいろいろ届けてくれた友達や、知り合い。

いっぱいいただいて、こんなに祝福されていいの?と思ったほどだった。

そして、3週間近くも神戸からわざわざ手伝いに来てくれた妹。

 

さらに、この1ヶ月の間にもう何度も足を運んでくれている人たち。

まだわずかではあるけれど、カフェを始めてから来てくれた今まで知らなかったお客さん…。

 

「DOux CAFE」は、みんなによって支えられ、育っていく?のだと思っています。

たくさんの人に感謝!そしてありがとうございました。

そしてこれからもどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

【2004.4.25】

 

一人立ちして初めての一週間が過ぎた。

まだまだほとんどのお客さんは友達や知り合いばかり。

場所のせいもある。

とにかくお店の存在を知ってもらわねば、とも思うけど、

このままゆっくり友達や知り合いから輪が広がって知られてもらえれば、とも思う今日このごろ。

あまり大きな看板は出したくない。

 

今日はオープン後、初めてゆっくりできた休日だった。

気付くともう4月も終わろうとしている…。

去年の今ごろは、ちょうど事務所(現在の店)片付けの真っ最中!

今日は自宅のちょっとした大掃除をした。気分もスッキリ。

捨てるつもりだったペンキまみれになった作業着は、とりあえずしまった。

 

 

【2004.4.21】

 

オープン日(4/1)は、朝7時半まで仕込みをして、1時間半の睡眠で乗り切った。

あれから今日で3週間が経った。

おととい、オープン前日からお手伝いに来てくれていた妹が神戸に帰って、

一人立ちしてからは2日になる。

 

たまたま昨日と今日は、人が入れ替わりで来てくれているため、一人でもこなせている。

オープン日のYBSラジオを聞いて来てくれたお客さんや、

あるインターネットのHP(http://www.rakuten.co.jp/lacucinetta/572383/)を

見て来てくれたお客さんはいたけれど、

今日は初めて、外の看板を見て来てくれたお客さんが来店した。

近くに住んでいて、前から看板を見て気になっていたとか。

小さくって、場所を知っている人さえも、この周りをぐるぐる回らないと見つけられないような看板。

今日も知り合いに「これじゃぁ、わからない!」と怒られた(!?)ばかりだったのに。

うれしかった。

こんな看板だけど、それを見つけて入ってくれて、幸せな気分になって帰ってもらえたら…と思う。

そんな“隠れ家的カフェ”でありたい。

 

でも明日からは、看板をちょっとだけ道路側に出そうかな…。

知らない人が来てくれる快感が心地良い。

 

 

【2004.3.30】

 

現在、夜中の1時半。もう3月31日、オープン前日になる。

もともと事務所だった場所をリフォームして、自分で思い描いていたカフェが造れたつもりでいる。

4月〜6月、事務所の片付け、6月〜床貼り、夏に大工作業、秋〜冬に塗装…。

約1年かかった。

本気でカフェをやろうと決心したのが、おととしの大晦日。

去年の10月オープン予定が12月になり、2月か3月…が結局4月。

「“エイプリルフール”で、オープンはウソでした…にならないように」

と言われるのも、無理はない。意図的ではなくても、結果的に今までウソをついてきたから。

だからこそ、“エイプリルフール”をホントにさせたい!という思いでラストスパートをかけた。

 

今まで待ってくださった方々、やっとです。お待たせしました!

慣れるまで少し時間がかかるかもしれませんが、

心を込めて店を造ったように、心を込めたサービス、料理を作っていくつもりです。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

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