化石発掘前半

化石発掘


第1日目 風と砂埃がひどかった。キャンプ地から見て真正面に近いところに
向かった。サトフ先生が亀の化石を掘り始めたが 埃がまともに
顔にかかるので 今日はここまでと言って 目印に木を2本置いて埋め戻した。
この日私達は成果が無かった。



第2日目 少し遠い所へ行きましょうとのことで40分かけてシレーの台地の西側に
回り込むようにしてから斜面を登って行った。風化しかかった頭の一部が見えた。
午後は雨が降り出した。サトフ先生は胎児のようなものを見つけたと言って周囲の
砂の塊ごと崖から切り取って採集した。胎児にしては卵の殻が見当たらないので
孵化したばかりの恐竜の赤ちゃんかも知れないと言っていた。


第3日目1日目と3日目の中間あたりの場所 始めは雨が降っていたが途中で
雨が止んだ。サトフ先生がプロトケラトプスの尾椎が露出しているところを
案内してくれた。これは以前ロシアの発掘隊が来た時サトフ先生が発見したものだ
そうで そのチームにとって価値が無いとされたの埋め戻しておいたのだが雨に
砂が流されて露出したものだと説明して頂いた。サトフ先生がプロトケラトプスの
頭が露出している所を案内してくれた。スフインクスの様に露出した頭の部分だけ
高くなっておりその後方に背骨が半ば埋まっていた。良かったら掘ってみてと
言われて頭の右側を掘ったら前足らしき骨が出てきた。背骨のあたりを掘ると
神経突起の先らしきものが幾つか並んでいる様子か見られた。「写真には撮ぬに
けれど 持って帰ることはできない」と言われ埋め戻した。サトフ先生が脊椎の
神経突起が並んでいる様子を掘り出したが これも埋め戻した。
 Sさんは小さな骨が1メートル四方にぱらぱらと見られる所に陣取り大物が
出そうと意気込んだが 結局指の骨がばらばらになったもの ということになり
埋め戻した。帰り道の途中でサトフ先生にプロトケラトプスの全身骨格を掘り出した
跡というのを案内された。地面が長保形に切り取られてあった。
まだ風化していない塗りのある木片が針金で固定されてあった。
その近くに砕けた骨がまとまって露出している所が3ケ所位あった。

化石発掘後半