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◆ クローン病について
◆クローン病は原因不明の慢性消耗性疾患で腹痛、下痢、発熱、貧血などの症状と潰瘍による隣接臓器及び周囲組織への穿孔、腸管狭窄などを起こす。口から肛門にいたるまでいずれの部分も犯すといわれている。若年者に見られるが、時には初老のものにもみられる。
クローン病は難治性の疾患であり、内科的治療で治癒することは稀で、その経過中に外科的手術が必要となる場合がしばしばである。しかも手術後の再発率は40〜60%と高く、手術後の瘻孔は難治性になりやすいという報告がある。このような状況の中、漢方においては西洋医学を優先し補助的に応用する。 |
・腹腔内に膿傷
・管空臓器どうしの穿孔
・結腸膀胱瘻
・吻合部再発 |
◆ クローン病
千金内托散(せんきんないたくさん)
伯州散(はくしゅうさん)
@千金内托散:「解説」(万病回春)
化膿症で虚状を呈し、体力消耗の傾向のあるものに体力を付けて治癒機転を促進させる、症状に対して選択する。
癰疽、化膿症に重要な処方である、排膿機能を壮んにさせるなど、症状に対して応用する。
千金内托散:「構成」
人参(にんじん):当帰(とうき):黄耆(おおぎ):川窮(せんきゅう):防風(ぼうふう):桔梗(ききょう):厚朴(こうぼく):桂枝(けいし):白止(びゃくし):甘草(かんぞう): |
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A伯州散:「解説」(大同類聚方)
日本における陰症の癰(よう)ならびに慢性潰瘍の主要な方剤である。腹腔内に膿傷、下腿潰瘍、凍傷の潰瘍、結核性の瘻孔、寒性膿瘍、痔瘻をはじめ、乳腺炎、中耳炎、カリエスの化膿性疾患の治療しにくいものに応用する。『外科倒し』という異名をもつ。
伯州散:「構成」
津蟹 反鼻 鹿角。各霜等分 伯州散 |
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参考になる処方名
●千金内托散 ●伯州散
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