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| オーダー体験レポート |
| オーダースーツ・・・・甘美な響きです。そう、私、生まれて始めて仕立て屋さんにスーツを仕立てていただきました。今、これを書きながら着ているのはそのスーツ。初めてのオーダースーツ、レポートさせていただきます。
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| そもそも、これまでの私のスーツの選び方は、お金がある時なら百貨店、お金がない時ならTVでお馴染みのスーツ量販店○○、という、一般的なサラリーマンのそれ、でした。オーダースーツ・・・、特権的階級の人が平日の昼下がりにでもつくるもの、そんなイメージだったのです。 しかし、送料込みで33000円でオーダースーツをつくってくれる小宮山洋服店をみつけました。しかも、仕立て屋さんの主(あるじ)は、銀座英國屋出身で、25年のキャリアと書いてあるじゃないですか。銀座英國屋・・・聞いことある。スーツの殿堂じゃないですか?そこ。 |
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しかし、それにしても、33000円というのは安い。だって、スーツ量販店○○でさえ、超特売チラシ商品などを除けば、平気で40000円とかいっちゃいます。でも、ちょっとそれだけに不安。安っぽい生地だったら、どうしよう?あるいは身体に合わなかったら・・・。オーダーだけに返品とかできないだろうし・・・ |
この辺で気づきます。オーダーって難しいと思っていたけれど、結構、簡単。 スーツの好みって、しっかりあるもんですね。いや、好みなんて特にないと思っていたんですが、何気に持っていたようです。そして、この程度の好みですら、結構、普通の既製品の売り場にはないんです。いつも、売り場で、条件のスーツを探して、ハンガーラックの間をうろうろ探していた自分の姿が苦々しく、思い出されます。オーダーっていいかも! 楽だし、たのしい。 で、次はサイズ。なんとメジャーが同封されています。便利。ていうか、なきゃ困っていました。サイズをさくっと測って記入しました。そして、ポケットなどのオプションが詳細に選べる冊子をばらばら見ます。好みのより細かな人はいろいろ凝るんだろうなあ。
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サイズについては、より全体のバランスを確実なものにするため、自分の スーツを一着同封して返送することになっています。僕は着古したスーツを選びました。もうそろそろ限界で普通は着ないしけど、でも、それゆえ、ぴったり身体になじんでいるやつ。 はい。完了しました。同封されている袋に、もともと入っていたサンプルなどを入れ、着古しスーツを入れ、着払いで返送しました。ああ、どきどきしてきた。 しばらくして、小宮山さんから電話かかってきました。細かい打ち合わせです。 |
| ほう、ほほう。ちょっと冗談抜きですごいんですけど・・・。いや、びっくりした。身体に合うんです。束縛感がないんです。しかも、だぼだぼって訳でもない。 なんていうか、表現が悪いかもしれないけど、動きやすいスウェットを着ているような感じ。スーツっぽくない。座って、走って、ジャンプしてみる。 うん。すごくいい。まさに「着心地がいい」という表現がぴったり。オーダースーツって、こういうことなのか。うーん、なるほどお。すごいや、こりゃ。 早速、会社のみんなの外からみた感想を聞いてみます。こちらも大好評。女性も男性も、オーダースーツと聞くと、ちょっと、品定めの視線が、厳しくなります。うらやましいんでしょう。そして、皆なでたり、さすったりして、品定め。そして、多少悔しそうに、口々に「すごくいい」といってくれます。小宮山先生、さすがです。 |
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