1

課題名

緑茶のもつ生活習慣病改善効果の検証と効果的な摂取を可能にする新食品の開発

研究期間

中核機関名

研究

概要

1.血清疫学的コホート研究:地域住民を対象とした大規模血清疫学調査による血中緑茶成分とその後の疾病発症との関連を解明する。
2.緑茶介入試験:動脈硬化の危険因子をもつ対象者に緑茶の複数の品種をそれぞれ一定期間飲用させ、その抗動脈硬化作用を明らかにする。
3.緑茶の形態による吸収への影響解析:個別カテキンのヒトへの吸収に及ぼす緑茶の形態(抽出条件の異なる液、粒度の異なる粉末、飲用方法)の影響を解析する。

3年

東北大学

2

課題名

酵素合成グリコーゲンの免疫賦活効果の検証と効果的な摂取のための新食品の開発

研究期間

中核機関名

研究

概要

(1)種々の構造を持つ酵素合成グリコーゲン(ESG)を作用させたときの免疫賦活活性発現メカニズムを、分子レベル及び細胞レベルで調べる。
(2)動物への経口投与実験を行い、(1)の知見を参考に作用メカニズムのモデルを構築し、検証する。
(3)ヒト試験を実施し、(2)の結果を参考に、効果的な投与方法を決定する。(4)、(3)の結果を基に、新食品を試作し、効果を検証する。

3年

江崎グリコ(株)

3

課題名

プロテオグリカンの生産システム改善及び創傷治癒作用機序解明とヒト有用性評価

研究期間

中核機関名

研究

概要

A)プロテオグリカン製造技術における「濾過プロセスの高度化」と「抽出精製工程の高度化」及び「粉体プロセスによる原体ハンドリング性向上」を行い、品質向上・歩留まり向上を目指す。
B)創傷治癒に対する作用機序解明を行い、商品開発のためのエビデンスを確立する。
C)創傷治癒を目的とした食品、医薬部外品・医療機器(保護シート)等の数種の製品開発を行う。
D)創傷治癒に対するヒト臨床評価を行い、エビデンスを確立する。

3年

(財)釧路根室圏
産業技術振興センター

4

課題名

未利用みかん果皮の抗認知症成分活用技術と高付加価値品種の開発

研究期間

中核機関名

研究

概要

アルツハイマー病(AD)に最も近い病態とされるAD病態モデルマウス(遺伝子改変動物)において、柑橘類成分ノビレチンに、ADの原因物質とされるアミロイドβ-ペプチド(Aβ)誘発性の記憶障害改善およびAβ沈着抑制活性を見出すことに世界で初めて成功した。さらに、東北大学病院およびその関連病院において、陳皮によるADの漢方治療の臨床試験を実施し、まだ少数例であるが、AD患者の記憶障害を改善することを証明する臨床知見が得られている。本研究では、このノビレチン含有する機能性食品の製品化を具現化できる安全・安心で、かつ経済的な製造プロセスの開発を行う。また、この抗認知症活性成分をより高濃度に含有する柑橘類の育種を行う。

3年

静岡県立大学

5

課題名

水熱糖化による馬鈴しょ澱粉製造残渣のエタノール変換技術の開発

研究期間

中核機関名

研究

概要

澱粉製造残渣(廃液・澱粉粕)からのエタノール製造にあたって、従来の酵素や酸を使用した糖化処理では、処理量が多いため施設が過大となる課題がある。これに対してエタノール変換プロセスにおける可溶化・糖化処理に、連続水熱処理技術を適用することによって、従来の酵素処理に比べ処理時間を飛躍的に短縮し、また、酸処理に比べ廃酸処理が不要となることで、一度に大量に発生する対象物のエタノール変換が可能となる。本研究は澱粉製造残渣のエタノール変換を目的に、連続水熱処理技術を可溶化・糖化処理に適用して、エタノール発酵、蒸留、残渣処理までの一連のプロセスを実用レベルで構築するものである。

3年

樺|中工務店

6

課題名

フレックス酵母による高効率エタノール生産技術の開発

研究期間

中核機関名

研究

概要

研究代表者は、酵母Kluyveromycesmarxianusからチーズホエーとテンサイ糖蜜の混合培地において、ラクトースとスクロースを迅速に発酵可能な”フレックス酵母”としてカタボライトリプレッション非感受性変異株KD-15を分離した(特願2008-040697)。本研究では、製糖工場で生産される様々な糖汁に各種濃度のチーズホエーを混合したときのエタノール生産性を調べ、培養条件の最適化を行う。さらに、200リットルのベンチプラントを使用した培養試験により、工業生産のための条件設定を行う。これと同時に、当該菌株の変異部位を特定することにより、実用化に向けたさらなる菌株改良も実施する。

3年

帯広畜産大学

7

課題名

食品偽装表示防止のための食肉原料の非破壊迅速鑑定技術の開発

研究期間

中核機関名

研究

概要

牛肉・豚肉・鶏肉はそれぞれ異なった化学成分組成を有する。特に、脂肪酸組成が大きく異なることが知られている。従って、食肉原料の脂肪酸組成を始めとする化学成分組成を近赤外分光法により迅速に測定し、測定した化学成分組成を100%牛肉・豚肉・鶏肉の成分組成と比較することにより、異種食肉混入の有無を迅速に識別する技術を確立する。また、その技術を基にした装置を開発する。具体的には、挽肉原料の近赤外スペクトル測定法の開発、得られた近赤外スペクトルから牛肉・豚肉・鶏肉を識別する識別モデルの開発、現場へ普及させるための携帯型装置の設計・試作、識別モデルの移設を容易にするための測定装置応答特性の標準化、汎用識別モデルの作成、及び測定精度を保証するための精度管理方法の確立などの技術開発を行う。

3年

(独)農業・食品産業技術総合研究機構

8

課題名

高アントシアニン茶品種「サンルージュ」の普及と抗ストレス作用を活用した食品開発

研究期間

中核機関名

研究

概要

新たに育成した高アントシアニン茶品種「サンルージュ」について、1独法、2大学、3企業、1普及支援組織が連携して、栽培現地での
植栽面積の拡大、栽培法の確立、本品種に最適な荒茶製造法の確立を行って普及をはかり、生体防御作用や抗疲労作用メカニズムの解
明、体内動態解明、低カフェインピューレによるエディブルティードレッシングの開発を行い、抗疲労・ストレス効果を有する食品の
創製、新産地形成をめざす。

3年

()農業・食品産業技術総合研究機構 野菜茶業研究所

9

課題名

カボチャの国内産端境期供給を目指した安定生産技術の開発

研究期間

中核機関名

研究

概要

端境期にカボチャを供給するため、省力・多収の高貯蔵性品種の開発、品種選定・肥培管理技術・省力化等の新作型での栽培技術開発
を行う。端境期出荷に合わせた長期貯蔵技術として、ガス環境制御(MA)貯蔵法、乾熱等による簡易除菌法等の開発を行う。また、貯
蔵中の高品質果実の選別技術として非破壊評価法を開発する。貯蔵性に関する物質を解明し、貯蔵性カボチャの育種を効率的に進める
ための選抜指標を作成する。

3年

(独)農業・食品産業技術総合研究機構 北海道農業研究センター

10

課題名

地域特産果実の真空・中高圧処理による新規迅速加工品の実用化

研究期間

中核機関名

研究

概要

真空・中高圧処理による新殺菌処理技術及び果実加工における機能性成分の消長評価及び表示のための成分分析を行う。これらを踏ま

え、リンゴ、アンズ、ウメの安全性及び加工適性が高い新規食品素材・製品の製造法を開発する。更に、開発した果実別の製造法の実

規模へのスケールアップ技術を開発する。また、各種食品企業及び装置企業の普及支援により、新規果実食品素材の実用性を評価し、

大規模加工による実用化へ繋げる。

3年

(独)農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研究所

11

課題名

瞬間的高圧による低コスト高品質米粉製造システムの商業生産技術の普及

研究期間

中核機関名

研究

概要

本研究課題では高圧大電流の瞬時放電により瞬間的高圧を発生させる。中核機関沖縄高専で製粉に適した瞬間的高圧発生装置の開発、

参画機関熊本大学で瞬間的高圧の評価と米粉の物理物性評価、参画機関熊本県産業技術センターで瞬間的高圧製粉による米粉の品質評

価を行う。さらに普及支援組織大阪サニタリー金属工業組合で市販対応システムの開発と、普及支援組織群馬製粉株式会社で同システ

ムの市場性を実地調査し評価する。

3年

(独)国立高等専門学校機構 沖縄工業高等専門学校

12

課題名

北限ユズ果汁の瞬間的高圧搾汁による高付加価値化実証研究

研究期間

中核機関名

研究

概要

北限ユズは果汁を酒などに加工され用いられているが全国的な知名度は高くはなく、それを新規性のイメージに利用することで新しい岩手県の特産品として全国にアピールする。音速を超える速度で数10MPaの高圧が伝播する瞬間的高圧は、数マイクロ秒程度の極めて短い時間の現象であるため、素材が加熱されることなく細胞や組織を破壊されて、高効率で細胞内の成分などが抽出される。さらに、瞬間的高圧を発生させるための消費エネルギーは1回の処理にわずか0.028KWと、極めて低コストが低い。

本研究開発は、こうした特異な技術である瞬間的高圧を北限ユズに施すことで、高効率に高品質の果汁を搾汁し、抗酸化活性などの機能性を評価することで北限ユズ果汁を高付加価値ブランド化する。さらに本研究課題技術を北限ユズ加工現場で実用化するために、北限ユズに最低化した低コストの瞬間的高圧処理システムを構築する。

3年

(独)国立高等専門学校機構 沖縄工業高等専門学校

13

課題名

新しいビジネスモデルを創出するホタテ加工新副産物の多用途・高付加価値素材の開発

研究期間

中核機関名

研究

概要

過剰な加熱により成分損失著しいボイル冷凍貝柱を原料とする現行ホタテ貝柱加工を、生鮮貝を用いて水煮・凍結保管・浸漬調味を行う新製法に転換できるようプラントスケールを図る。水煮・浸漬調味工程で派生する副産物の食素材化と市場性調査に取り組み、副産物の風味形成と主産物への付与利用する生産性向上・高品質化技術と化粧品素材化・健康機能発現を実現する高付加価値化技術を開発する。

3年

東京農業大学

生物産業学部

14

課題名

食料生産地域再生のための先端技術展開事業

ブランド化を促進する果樹等の生産・加工技術の実証研究)

研究期間

中核機関名

研究

概要

東日本大震災の被災地域の復興計画において、果樹産業と加工業や観光産業が連携した農業の復興に応えるための地域振興研究を行う。1.リンゴの早期成園化、新品種を用いた省力技術や品質向上技術の開発及び鮮度保持技術を用い産地力の強化。2.「北限のユズ」を復興のシンボルとして、早期に収量確保する栽培技術の開発や果汁や果皮を使用し「北限のユズ」の特徴を生かした商品開発を行う。3.震災前から親しまれていたブドウジュースの加工、醸造用品種等の導入による新商品づくり、垣根仕立てによる省力生産技術体系の実証研究。

5

岩手県農業研究センター、岩手県工業技術センター、大阪府立大学、

(国)農研機構果樹茶業研究部門他