やっぱり気になるのは肝臓?
アルコールと肝臓の関係
飲んだお酒の90%以上が肝臓で処理・分解されているため、長年大量の飲酒を続けると肝臓に大きな負担がかかります。肝障害を気にしながら飲酒している人も少なくないのではないでしょうか。わが国ではアルコールによる肝障害は、肝臓病患者の20%ほどと推定されています。
困ったことに、肝臓は「沈黙の臓器」といわれ、よほど進行しないかぎり、痛み、不快感などの自覚症状が出にくいのです。“いつのまにか脂肪肝から肝硬変に進行していた”なんていう恐ろしい結末にならぬよう、定期的な検査を欠かさないようにしなければなりません。肝障害の早期発見は、血液検査で簡単にチェックすることができます。
またアルコール性肝障害は、禁酒すると驚くほど改善されることが多いのです。
あなたの肝臓は大丈夫? セルフチェックのポイント
自覚症状が出にくいとはいえ、気を付けていれば体からの危険信号をキャッチすることは可能です。チェックポイントとして、次のようなものが挙げられます。
・大酒を飲んでいたのが急に飲めなくなった
・ボトル半分飲んだ翌朝は背中に鈍痛が走る
・右の肋骨の下が重い
・深酒すると必ず、胸のまわりに赤いブツブツができる
・手のひらのまわりが紅を塗ったように異常に赤い
・顔にうす黒いシミが多くなった
・紅茶のような尿が続く
・手足にしびれを感じる
・急におなかがふくれてきた
以上のような症状がある場合は、病院で診察を受け、アルコールを控えることをおすすめします。